2006.08.09
一般的な高断熱住宅に比して冷暖房エネルギーが1/4で生活できる家、相当床面積当たりの暖房灯油消費量4.0L /m2未満を新住協では「Q1住宅」と定義しています。
詳しくはNPO法人新住協のホームページをご覧ください。計算書は当社のホームページの「熱損失計算書」をご覧ください。
高断熱住宅と省エネの話
下の絵のような生活状態、外気温が0度、室温20度と仮定したとき、暖房機Aは一体どれだけのエネルギーを燃焼しているのでしょう?
計算式は、A(家全体を20度に保つために必要なエネルギー)ーB(日射熱+室内で発生する生活熱)=C(暖房機で補充するエネルギー)になります。
Cを小さくするには、Aは少なくする又は、Bを大きくするという方法が考えられます。
新住協では、そういうことを考えながら省エネの家づくりをしています。
小野田様邸は新住協が提案する「Q1」住宅です。
「Q1住宅」は新住協HPをご覧下さいトップからリンクします、
トップの「当社の施工」からの熱損失係数計算書より燃費の比較ができます。
小野田様邸 住み心地インタビュー
2006.12.14 約半年間の住み心地をお聞きしてみました。
小野田さん 「夏の陽射し対策に、すだれ掛けを付けていただいたので、日除けになり、留守をして帰宅しても暑くなく過ごせました。冷房も良くきく感じです。
冬は12月14日現在で、ストーブを一日中つけることはなく、昼間は太陽の日差しだけであたたかく、快適です。
床下にFFストーブを設置する方法は、今まで見たことも聞いたこともなかったのでちょっと心配でしたが、床全体があたたかいので、足も冷えません。ただ気がかりなのは、床に暖気を出すスリットがあるため、時々床下を掃除しなければいけませんよね?」
柳田より
「そうですね。すみませんが年に一度くらいは床下掃除お願いしますね。どんな方法にも長所・短所があるものです。床下にストーブを入れ、暖気を出すスリットが窓際にあることで、床下・床・部屋全体を暖めることが出来、一石二鳥のメリットがあります。また、設備費の面でもコストも安く、全体的にかなりメリットがある方法です。
床下にもぐることも考えて、基礎の高さを55cm取ってありますから少しは掃除もしやすいと思います。その点はよろしくお願いします。」