付与されるポイント
エコ新築 | 30万ポイント(30万円相当) |
エコリフォーム |
最大30万ポイント(30万円相当) +耐震改修をすると15万ポイント +リフォーム瑕疵保険加入で1万5千ポイント 合計 46万5千ポイント |
ただし、ポイントは商品か、即時交換*に使用できます。
*即時交換とは、発行されたポイントを、当該工事を行う事業者が行う追加工事や、グレードアップ工事の費用に充当することです。ポイントの発行対象となった工事費用への充当はできません。(下記のケースでは窓や断熱工事以外のものに充当します)
詳しくは「省エネ住宅ポイント」のホームページをご覧ください。(弊社へのご相談もOKです。)
使用例のシミュレーション
5月中旬着工のT邸の施工例で計算してみましょう。
工事概要 築30年木造平屋建 38坪の家 |
|
窓 |
既存はシングルガラス、アルミサッシ→内窓を取り付ける ペアガラス断熱フィルム張り+空気層にはアルゴンガス入り 内窓が取り付けられないサッシにはガラスを真空ガラスに入れ替えます。 |
床 | グラスウールボード厚さ8cm充填 |
天井 |
グラスウールを厚さ35cmに機械を使って吹き込みます。 マット状のグラスウールでは、隙間なく充填することができないので、断熱の効果が 期待できません。 |
気流止め | 壁の中の空気移動をなくすため。 |
この「断熱改修リフォーム」で、ポイントを計算してみます。
屋根・天井 |
36,000ポイント |
床 | 60,000ポイント |
窓 |
174,000ポイント |
合計27万ポイント=27万円をグレードアップ費用として使えます。 |
ポイント発行は、改修が全体ではなく一部でも可能ですが、高断熱住宅専門の弊社としての考えではこの施行例のように、窓、床、天井のすべてに対し断熱改修することをお勧めします。
一部分の改修工事では、「頭隠して尻隠さず」になってしまい、効果も「やらないよりはやったほうがよい」というぐらいだからです。
床下の気流止めと断熱材入れが終わり、天井裏に入って部屋の壁と壁の間の隙間に気流止め工事です。
ナイロン(45Lゴミ用袋厚め)に断熱材を入れて、詰め込みます。
※床下から壁の隙間に空気が入り、室内の温度を奪って上昇し、最後は天井裏から外へと「温度を捨てる」状態が、隙間をふさがない限り続きます。
これを阻止するために、気流の入口と出口に断熱材で蓋をして、気流を止めます。
既存の断熱材はよく敷きこまれていましたが、袋入りの為合わせ目が空いているところもあるので、35センチの厚みでグラスウールのブローイングで隙間をなくし、厚みを補います。
フローリング工事含めて工事費約470万円